おもちゃ病院さど Doctor_Rの治療カルテ

佐渡ヶ島にある”おもちゃ病院さど”で診療しているドクターRです。私が担当した患者さんの治療記録の一部です。島内での開院予定や島外から受診をご検討の方は、”お知らせ”をご覧ください。

お知らせ


梅雨のイラスト「虹とあじさい」                                                                                     

【開院予定】

佐渡障がい福祉フォーラム2026 

     7月11日  あいぽーと佐渡 催事スペース

       9:30~17:00

     障がいのあるお子さん向け スイッチ改造おもちゃを展示します。



毎月第三土曜日

     7月18日  金井コミュニティセンター 2階会議室

       9:30~12:00(診療受付    9:30~11:30)

 

毎月第一日曜日

     月 2日  佐和田中央会館 佐和田児童クラブ遊戯室

      10:00~12:00(診療受付  10:00~11:30)

 

【助成を頂いています】               

      2026年度 佐渡市共同募金委員会

 

【来院時のお願い、治療対象のおもちゃと治療費について】

 1,来院時にお持ちいただきたいものと確認事項

    ・未使用の電池で動作の再確認

    ・おもちゃの説明書や書かれた外箱

    ・動作確認に必要な付属品

    ・物理的な破損の場合は、破片

    ・未使用の電池

    ・充電式のものは、充電器

    ・メーカー保証期間中のおもちゃは、メーカー相談窓口に連絡してみて

     ください。状況によりますが保証期間を過ぎても無償や有償交換を

     してくれる場合あり、おもちゃ病院で手を加えてしまうその後の

     メーカー対応を受けられなくなります。

     特に最近液晶の付いた本物と変わらないような ”スマホ”、”PAD”などの

       おもちゃが増えてきています。これらは、おもちゃ病院での治癒率は

     限りなくゼロと思って下さい。メーカーに送っても新商品と交換と

     なることが多いと思います。

     必ずメーカーにご相談の上、対応が不可とのお返事の場合だけ ”年末

      ジャンボ宝くじ1等に当たるといいなぁ” くらいのお気持ちで来院く

      ださい。

      おもちゃ病院では、治療可能な病巣であって欲しいとかすかな望みを

      抱い検査、治療をいたします。治療が出来る確率は低いですが、

      決してゼロではないので是非ご来院ください。

 2,治療をお引受け出来ないもの

    ・おもちゃではないもの

    ・エアガン,ガスガン,電動ガン 

    ・浮き輪,浮き袋,プール

    ・AC100Vに直結するおもちゃ

    ・リチウム電池の交換

    ・法的に規制のあるもの

    ・骨董的、工芸的な価値のあるもの

    ・営利目的の治療

    ・オークション、フリーマーケットサイトなどでジャンク品として

     購入されたおもちゃ

 3,治療費

    ・治療作業は、無料です。

    ・治療に必要な部品、材料費はご負担下さい。

 

【ドクターを募集】

 おもちゃドクターになって治療をしてみようと思う仲間を募集しています。電子工作、ものづくり、子どもの頃からものの分解、改造が好きなあなた、そうあなたを待っています。

開院時にお声がけ下さい。

          

【献体のお願い】

 

 動かなくなったり壊れてしまったら是非受診して、子ども達とおもちゃの笑顔を取り戻しませんか?。動かないからと、買い換えたり、処分する前におもちゃ病院に足を運んでみませんか?それからでも、処分は遅くありません。

 もし電池で動くおもちゃを処分されるようであれば、動かない状態でも構いませんのでおもちゃ病院に献体していただけませんか?。再び子ども達と遊べるように命を吹き込んだり、部品を再利用させていただき今後の治療に役立たせていただきます。

 

献体のおもちゃの受け入れ窓口が増えました

 もったいないせんたー様にて、動かなくなり遊ばない電池で動く仕組みのおもちゃを受け入れていただき、私どもで治療をして”子育て支援センター”、教育機関などに提供したり、今後の治療のため活用させていただくことになりました。

 なお、一部受け入れのできないおもちゃもありますので、もったいないせんたー様でご確認ください。

 

【島外からご相談や治療依頼をお考えの方】

 ・メーカーから対応はできないと言われましたか?

 ・近くにおもちゃ病院がありませんか?

    下記のホームページからも探せます。

    全国の病院リスト | 日本おもちゃ病院協会 (toyhospital.org)

    なければ、お住まいの役所、社会福祉協議会に問い合わせてみて

    ください。

    協会に所属せず活動している病院もあります。

 ・近くのおもちゃ病院の開院日時が合わずに行けないのですか?

 ・近くのおもちゃ病院で治療ができないと言われましたか?

 

 ご相談や治療依頼をお考えの方は、下にある”コメントを書く”に

  ・お名前

  ・おもちゃ名

  ・病状

  ・都道府県名

  ・連絡先のメールアドレス

 を記入して下さい。コメント内容は公開されませんのでご安心下さい。

 こちらから、連絡先のメールアドレスに折り返しご連絡を差し上げます。

 

入院治療を希望される場合 

 ・往復の送料をご負担いただきます。

 ・輸送業者は、ヤマト運輸か日本郵便をご利用願います。

 ・治療のための部品、材料費をご負担いただきます。

 ・治療作業は、無料です。

 ・営利目的の治療はおこないません。   

 ・電池が必要なものは、未使用電池の同梱をお願いします。

 ・充電式のものは、充電器の同梱をお願いします。

 ・動作確認に必要な付属品がありましたら、同梱してください。

 ・取扱説明書がありましたら、同梱してください。

 ・治療内容をこのブログに掲載させていただくことがあります。

 ・心苦しいですが、必ず治療できるとお約束はできません。

 ・趣味の範囲の治療なので、以後の動作の保証はできません。

 ・万が一何らかの事故が発生した際、事故の原因が修理に起因していても、

   いかなる賠償などの責任も一切負えません。

 ・往復の送料が無駄にならないように、詳しく病状をお聞きしてから治療を

  お引き受けするかを相談させていただきます。

    購入年(おおよそでも構いません)

    思いあたる発症のきっかけ(有りましたら)や発病までの経緯

    過去のおもちゃ病院での治療歴、カルテ(有りましたら)

    試していただきたいこと

    画像、動画の送付

  などお願いする場合もあります。

 ・入院期間は、病状の確認可否、交換部品の在庫の有無、発注部品の納期、

  部品作成期間、定例開院での入院患者さんの混み具合によって変わります

  が、1ヶ月前後を見込んで下さい。

    病状により治療が長引く事が予想される場合、完治出来ない場合の治療

  目標などもご相談しながら進めたいと思います。

 持主さまとドクターとの信頼関係の上に成り立っています。

 お約束できることは、経験、技量の範囲で最善を尽くします。

 笑顔がひとつでも増えればと願って治療をしています。

 

 

障がいのあるこども達の遊びを応援します。

おもちゃ病院さどでも、”障がい児の遊び支援活動”を始めました。

【目標】

障がいのある子どもたちに、自分自身でおもちゃで遊ぶ楽しさと喜びを感じてもらえること。

 

【対象となるおもちゃ】

・電源スイッチを入れると繰り返し動作をするおもちゃ

  多くの場合、機械的なスライドスイッチで状態維持をするスイッチです。

  (トグルモード)

 

・電源スイッチを入れて、機能スイッチを押すと特定の動作を始めて終了するおもちゃ

  多くの場合、プッシュ型の一時的にONをさせるスイッチです。

  (モーメントモード)

 

・うたえほんのような複数の機能スイッチがあるおもちゃ

  (モーメントモード)

 複数のスイッチから1つをセンサー1つで選択できます。

 専用回路を付加して、スイッチ部にLEDを設け順次点灯させます。選択したいスイッチのLEDが点灯したタイミングで、センサーをONにすることで選択ができます。

 

【支援内容】

市販されているおもちゃのスイッチの操作がしづらい子どもたちに、ご相談の上身体の可動範囲に沿ったスイッチの選択をお手伝いします。

全体のイメージです。

 

おもちゃから引き出す配線には2種類の動作モードが求められます。

・センサーがONしている間引き出し線が導通状態になる。(モーメントモード)

・センサーがONする度に導通、非導通状態に交互に変わる。(トグルモード)

その動作を切り替えられるモード切替BOXを設けます。これにより汎用性が広がりいずれのタイプのおもちゃにも、モード切替BOXが1個あれば対応ができます。

 

センサーには、いろいろ考えられます。現在までに試作したセンサーは次のものです。

 

 

 

有線式、無線式のモード切替BOXをご用意しました。これにより場所を動かないおもちゃと動きまわるおもちゃに対応できます。

 

 受信器BOXをおもちゃに背負わすと、動き回るおもちゃでもケーブルに影響されずに楽しむことが出来ます。受信器BOXはマジックテープでおもちゃに固定します。

 

ご関心がありましたら、まずは

    障がい児の遊び支援活動 | 一般社団法人日本おもちゃ病院協会

のリストからお近くに対応しているおもちゃ病院がないか探してください。

 

お近くに支援活動をしている病院がない場合は、下にある ”コメントを書く” に

  ・お名前

  ・おもちゃ名

  ・どのスイッチを操作したいか

  ・お住まいの都道府県名

  ・連絡先のメールアドレス

をご記入ください。センサーの種類、形状などについてご要望をお聞かせください。

おもちゃを改造するための往復の送料、部品、材料費はご負担ください。

なおコメント内容は公開されませんのでご安心ください。

こちらから、連絡先のメールアドレスに折り返しご連絡を差し上げます。

 

パッカー車 が来院しました。


【申告】

 パッカー車のバックゲートの開閉軸受け部が、破損しました。

【診察】

 軸受け部が破損したので、開閉できなくても良いと接着した跡が残っていました。

 軸受け部を造形するのですが、できるだけ見栄えも考慮して内部から軸受け部を出すことにしました。そのため、破損した軸受け部に穴を開けました。

 

 大切なお宝箱から直角なプラスチック材を加工して、着色しました。

 

 結果は、次のものです

  申告には有りませんでしたが、前輪軸が曲がっていましたので修正しました。

 また、プルバックカーなのですが、ギヤが刃こぼれしていて治療はできませんでした。

【治療後記】

 整形外科手術でした。整形外科は、患部を作成することが多いので神経内科とは異なる楽しみがあります。!(^^)!

夢の子ネルルが来院しました。

【申告】

 ・おしゃべりの度にグングングン・・・と言うモータ音とまぶたの不具合

  おしゃべりが終わると目を閉じてしまい、目を開けた時はまぶたが全開

 ・モータ音とまぶたの不具合以外は特に異常なし

【診察】

 関東地方からの来院です。このネルルは2年前にも来院しています。この時もまぶたの開閉が異常であったりセンサー類も働かず総合的に治療して退院していました。

 今回もまぶたの症状です。この子は20歳になります。お母さまが大切にされていたネルルです。

 

 申告の通りモータの回転音は聞こえてきますが、まぶたの開閉動作が伴いません。まぶたのギヤボックス内のギヤの故障が推測されます。さっそく頭部を開いていきます。

  

  

 本来2段ギヤなのですが、それを2つのギヤで置き換えられており、その内10歯のギヤが割れていて空転していたのが原因でした。交換しました。

 

 申告内容は、ギヤの交換で回復しますが、まぶた周りの検査もします。

 まぶたの病気の多くはギヤ割れが多いのですが、このほかにまぶたの開閉位置を決める4つのスイッチをセンサーとして使用しており、このスイッチの破損もあります。

4つのスイッチの反発力を確認すると、最もON/OFFの回数が多いNo4のスイッチの反発力が弱くなっています。将来的に破損の可能性が高いので予防保全として交換します。また、他の3個のスイッチも開け内部の接点部を清掃の上接点復活剤を塗布しました。

  

 最後に一通り全機能の検査をして、正常に機能していましたので元気に退院です。

 

【治療後記】 

 お近くでしたら治療部品代はわずかで済むのですが、佐渡までの旅費がかかってしまうのでいつも心が痛みます。

 

マリオカートWiiグランプリレース が来院しました。

【申告】

 中央部分の回転するところ(ドッスンエリア)が動きません。

 音も出ません。

【診察】

 2010年に発売されたレバーをカチャカチャと操作してボールを転がし、ギミックをクリアしながらゴールを目指すゲームで、Wii版でおなじみのBGMや効果音が鳴る二人であそぶボードゲームです。

 このおもちゃは、過去に3回診療しました。おそらく今回も同じ病巣と思われます。この丸い輪っかがレバー操作によりドッスンが回転するしくみですが、これが回転しないとの申告です。

 内部は次のようになっています。

 

 レバーを引くことでドッスンの軸についている、水車のような部品を押して回転させます。この水車のような部品軸と以下の部品が勘合しています。

 今回破損している個所は、この水車のような部品と勘合する箇所です。

 小さな軸で大きな部品を回しているので、疲労破壊をしていると言った状態でしょう。ゲームですから熱くなって回転もさせますから直のことです。

 強度が持ては接着しておしまいなのですが、それでは強度不足は目に見えています。いつもですと接着して縛り付けるというのが常套手段ですが、この軸に勘合している構造上それもできません。

 とは言え、やはり手を打つ必要がありますので、1.5mm厚のプラ板でタガを作成して強度を持たせました。

【治療後記】

 ゲーム機は、バネの力や樹脂部品の反発力を利用して可動部を構成しているものが多いです。このゲーム機の軸径がもう少し太ければ割れる様のこともなかったと思いますが、おもちゃの耐用年数は何年ですか?と問われると返す言葉が無いのも事実です。

 音が出ないとの申告もありましたが、正常に音はでていました。念のため音を出すスイッチの接点を清掃しました。

 元気に退院です。

 

【おまけ】

 今回割れた軸勘合部の補強のためにタガを嵌めました。注意する点は以下の通りです。

 このタガの厚み分ドッスンを持ち上げてしまいますので、ボールが通ることができないようにドッスンが下がった時に、タガを厚くし過ぎてボールが通ることがないようにする必要があります。

 

 

 

ポケモンクレーンゲーム が来院しました。

【申告】

 ・ボタンを押して動くことができない時がある。

 ・バケットが下がらないことがよくある。

 

【診察】

 タカラトミーから2015年に発売された初代ポケモンクレーンゲームです。その後、2020年、2023年、2026年とモデルチェンジをしていますが、機能は大きく変わっていないようです。

 動作を確認すると、X軸(左右方向)は正常に動きます。

 Y軸(前後方向)とZ軸(上下方向)は申告の通り動く時と動かない時があり、再現性のない不安定な状況です。

  

 Y軸駆動の解析から始めました。

 駆動ブロックを外し、内部をあけ各モータのギヤボックス状態で動作を確認すると正常動作を確認できましたので組み戻すとやはり動きません。

 制御基板からモータまでの導通確認をしましたが異常ありません。念のため制御基板とモータへの配線は直接半田付けされていて、半田付けをやり直しましたが症状の改善はありませんでした。

 Y軸モータ単体で電流値を測定しましたが、4.5Vの印加で80~90mAで問題ないと思われます。モータを開けてブラシの状態も確認しました。

 

 コミュテータ、ブラシとも耗損しているような状況でもなく清掃の上導電グリスを塗布して戻しました。

 制御基板を観察しました。

 

 Y軸、Z軸のモータは、カスタムICのモータドライバーで駆動しており、X軸は単体のモータドライバーで駆動していました。

 バイパスコンデンサの容量抜けの確認もしましたが、今回の症状に直結するような異常はありませんでした。それでも、2軸モータドライバー近くのコンデンサを交換しましたが、結果は変わりませんでした。

 カスタムICのモータドライバーの半田付けにもこてを当ててみましたが、変化はありませんでした。

 

 まとめると

 ・Y軸とZ軸が不安定な状態で動いたり、止まったりしている。

  この2つの軸のモータドライバーは1個のICである。

 ・Y軸モータがギヤボックス状態では動いても、組み込むと動かなくなることが多い。

 ・X軸は、正常に動作をしている。

  X軸のモータドライバーは単独のICである。

 ・制御基板からモータへの配線に異常はない。

 ・モータにも異常はない。

 ・制御基板のコンデンサにも異常はない。

 ・Y軸が動かない時は、モータに電圧がかかっていない。

となり、今回はY軸とZ軸を動かしているモータドライバーICの故障と診断します。

 

【治療後記】

 モータドライバーがカスタムICで交換することはできず、データシートもないので一般のモータドライバーICへの置き換えも困難と判断しました。

 

ジバニャン にゃおにゃお が来院しました。

【申告】

 にゃおって、飛び出さないので全然面白くありません。

【初診】

 どこかで見かけたような? 確かブルドックだったような?モデルチェンジですか?(*^_^*)

 2015年にメガハウスから発売されたドッキリおもちゃです。エサ台を押すとモータ音はしますが、ジバニャンは飛び出してきません。このシリーズのおもちゃはバネで飛び出させていますので、多くはこのばねの付近の構造破壊が予想されます。

 さっそく診療の開始です。

 

 ゲームの難易度がやさしいモードとむずかしいモードの2段階設定があり、電源のスライドスイッチで切り替えられます。あとは、基本構造はブルドックと同じに見えます。

 ジバニャンを飛び出させるばね1がどこにも接続されていません。ばね1を接続する箇所が破損しているものと思います。

 

 内部を確認するとばねを接続する破損した爪が出てきました。この素材は、POM = PolyOxyMethylene(ポリオキシメチレン)でしょうか? 接着はもちろん出来ませんし、ばね1の張力に耐えるように治療をしなければなりません。

 基本的に芯をいれて繋ぐ方法がよさそうです。そこでねじを芯にして繋ぎ合わすことにしました。ねじにすることで、抜けることもありませんし接着なども不要です。

 

 まず、跳ね上げレバーにねじを埋め込み、ねじの頭を切断して”ばね接続爪”に埋め込みます。注意点は、”ばね接続爪”の破断面は小さいので、その中心にねじ穴を開けることです。ねじの太さと長さも検討が必要でしょう。

 

【治療後記】

 ねじを埋め込み接続することができました。きっと今度は飛び出して面白くなることでしょう。

 

【おまけ】

・ジバニャンが飛び出す仕組みを考えてみましょう。

 ジバニャンをセットすると、ロック爪でジバニャンはロックされます。ロック爪はばね2で引っ張られています。

 他方ジバニャンがセットされると、ばね1で引っ張られながら跳ね上げレバーが倒されます。このレバーは、軸が四角になっておりロック爪の形状で引っ掛かり戻らないようになっています。

 

 ここで、エサ台を触ると内部にあるエサ台SWが感知し、モータを回転させてロック爪を引き込みます。すると、ロック爪で押さえられていたジバニャンが、ばね1の張力で飛び出すという仕組みです。

・次に内部を観察していると、跳ね上げレバー軸の回転でスライドSWが摺動していることがわかりました。さて、このスライドSWをセンサーとして使用しているようだということはわかりますが、その目的は何でしょうか?

 プログラムがどのように組まれているかわかりませんが、このスライドSWの動きはジバニャンが寝ている状態と起きている状態を検知できます。これによりエサ台を押した時の動きに差をつけているものと考えます。起きている時にエサ台を押すと、ジバニャンはおしゃべりをしますから。

 

・最後におもちゃドクターの皆さんに1つ気が付いた点をお話しします。

おもちゃの複数のねじを緩めていくときに何気なく緩めていくことがありませんか?ねじ径が異なるときは気が付くのですが、複数のねじのなかで長さの異なるねじがあっても気が付かずに、組み立てる時に気が付くことが。今回も実はありました。ねじの径は同じなのですが、長さが異なるのです。

 わたしは、いつも次のようにしています。

複数のねじを緩めるような場合、ねじが締めてあった場所がわかるように外したねじを置いていきます。すべてを外して全て同じねじであればひとまとめにします。もし今回のように異なったねじがあれば、その場所に印をつけたりします。こうすることで後で異なったねじのしめつけ場所を探すことは無くなります。ささやかなことですが。